「口を開けてくれず、歯磨きができない…」
「仰向けの姿勢になってくれない…」
「子供が歯磨きを嫌がり、ついイラッとしてしまう…」
「歯磨きができないために虫歯にならないだろうか?」
と悩んでいるお母さん、お父さんはいませんか?
そこで本記事では、実際に1歳児の息子の歯磨きを通して
やって良かったこと、改善できたことについて記載しています。
この記事を読めば…
- 1歳児が歯磨きを怖がる理由が分かる!
- 歯磨きを行う対策が分かる!
- 歯磨きを行う5つのコツについて分かる!
1歳児が歯みがきを嫌がる理由
息子がなんで歯磨きを嫌がるのだろう?
嫌がるのはなんとなく分かるけど、原因や理由ってなんだろうと思っていました。
そこで原因や理由について、いろいろネットや育児の本で情報を収集したところ、
「確かにそう言われればそうかもしれない!」
と納得することが出来ました。
簡単なことだけど、何で歯磨きしてくれないの?イラっとしてしまっている状況では
そんな簡単なことにも気づくことができていませんでした。反省です。
嫌がる理由① 怖い
誰だって初めてのことに対しては恐怖心を抱きますよね?
僕もかなりのビビリです。はい。
子供だって一緒です!
口を大きく開けたり、仰向けになったり、押さえつけられたりしながら
歯磨きをされると怖くて泣いたり、暴れたりしてしまうのは当然!
またお母さんやお父さんが上から「磨いてやるぞー!口を大きく開けろー!」と
真剣な顔で見下ろしていることは子供からはとても怖いかもしれません。
歯が生え始めた頃(1歳前頃)から、お口の中をガーゼや綿棒などで触ってあげて
慣れさせる努力はしていましたが、効果はほとんどなしでした。
でもしっかり口の中を触れられることに慣れさせておくことは大事だと思います。
嫌がる理由② 痛い
歯茎にブラシが当たると痛みを伴います。
大人だって不意にブラシが当たって「痛っ!」ってなることありますよね?
また上の前歯の中央部にある「すじ(ヒダ)」のことを上唇小帯といいます。
大人になるにつれて、歯茎の上の方に移動していき、幅も狭くなっていきますので安心を。
ただ子供はこのスジが上の前歯の中央の歯と歯の間に入り込んでいることがあります。
ここにブラシが当たるとすごく痛みます。
息子もこのスジのところに当たると、とても痛がっていたのを思い出します。
歯を磨く際は、指の腹で歯茎を保護してあげると痛みがほとんどなく
問題なく歯を磨くことができるので、歯磨きの際は気をつけてあげてください。
嫌がる理由③ 眠い
歯を磨くタイミングって夜、寝る前が多いですよね。
その時間帯は子供はとても眠いはずです。
僕もついつい、息子との遊びに夢中になったり、寝る前でいいやと歯磨きを後回しにしがちです。
ただ眠たい状態で歯磨きをされたら、それは嫌がりますよね…。
だから食後30分後にするとか、お風呂上がりにするとか時間を決めておくといいかもしれません。
(だけど、仕事から帰って寝るまでにやることがあって忙しい。)
歯磨きを行う対策
「何をするか分からない」は真似っこ、体験させてあげる
1歳を過ぎると発達過程において、「真似」をして子供は学習していきます。
真似をすることを覚えてきた段階で、テレビで同じ年代の子が歯磨きをしている映像や
キャラクターが歯磨きをしている映像を見せてあげることが有効です。
子供は「こうしたらいいんだ」「みんながしているんだ」と視覚的に歯磨きの行為を覚えていきます。
またお母さんやお父さんが歯磨きしている様子を見せてあげることや
子供にお母さん、お父さんの歯磨きをさせてあげましょう!
一緒に楽しく行うことで、子供も歯磨きを楽しく思い、嫌がらなくなります。
実際に、我が家でも僕の歯を磨かせてあげることで、口の中や歯に興味を持ちました!
僕の口の中を覗き込み、息子も口を開けながら迫ってきます。
ケラケラと笑いながら僕の歯を磨いてくれ、とても楽しそうです!
(私自身、内心とても怖いですが…笑)
遊ぶ感覚で歯磨きを行う!
子供が怖いと感じるのは、どうしても強制的に歯を磨かれるからだと思います。
そこで子供自身が主体的に楽しく歯磨きが出来るようにするために
歯磨きを遊びに変えて、お母さん、お父さんも楽しみながらすることです。
我が家では子供の好きな音楽をかけたり、キャラクターが歯磨きしている映像を流したりして
遊びの要素を取り入れて、歯磨きが楽しそうなものだと思ってもらえるようにしました。
上記のように、親の歯を磨かせてあげることも遊びの1つになると思います。
最初から上手くはいかず、その日によってはイヤが勝つこともありますが、
遊び要素を取り入れてからは、歯磨きをする抵抗感は少なくなった気がします。
歯磨きを行う5つのポイント!
息子には効果がなかったものも最後に紹介しますね。
①歯磨き後はしっかり褒めてあげる
歯磨きが終わった後は、歯磨きが出来たことをしっかり褒めてあげるようにしました。
息子が嫌がるくらい褒めます。(嫌がるほどはダメだと思います。はい。)
すると、息子も満更でもない様子でニコニコ喜んでいます!
褒められることで「またやってみよう」という気持ちになると思います。
ただ「すごいね!」「かしこいね!」と褒めてあげるのではなく、
具体的に褒めてあげる方がいいです。
「口を大きく開けて、歯磨きができたね」
「動かずに頑張ってくれたから、歯がきれいになったよ」
と、子供の行動が〇〇だったから良かったことを伝えてあげるようにしています。
僕も毎回はできていませんが、褒め方については日々意識しているところです。
②子供にあった歯ブラシに変えてあげる
歯ブラシをお気に入りのキャラクターのものに変えたことで
歯ブラシを積極的に持ってくれるようになりました。
さらに言うと、歯ブラシを買うところから一緒に行って、歯ブラシを選んでもらいました。
すると、僕たちが買ってきたキャラクターのものよりも
断然自分で選んだ歯ブラシを気に入って持って、歯磨きをしてくれるようになりました。
何でも一緒だよ!、と思っていた自分間違っていたんだなと思い、反省しました。
ブラシの大きさ等についてはあまり意識はしていないですが
年齢にあったものであれば大丈夫かなと思って選んでます。
③一緒に歯磨きを行う
歯磨きを行う対策のところでもお伝えしましたが、真似っこや体験、遊び感覚が重要です。
そこで僕たち家族は「みんな一緒に歯磨きをする」ことを行なっています。
仕事で全員が一緒にはできないこともありますが、可能な限り皆んなで楽しく歯磨きしてます。
最初は興味を示さず、イヤがっていましたが、少しずつ興味を持って歯磨きしてくれるようになりました。
今では僕たちが歯磨きしようとすると、洗面所までついてきて歯磨きちょうだいとジェスチャーでアピールしてきます。これには妻とかなり驚きました。(あんなに嫌がっていたのに…。笑)
仕上げ磨きも自分から寝転がって、動かずに口を開けてくれるようになりました。
(イヤイヤと言っていたあの日々は何だったのか…。笑)
④歯磨き後にご褒美をあげる
これが一番効果テキメン!!
歯磨き後に食べても、虫歯にならないタブレットのものをあげています。
なかなか歯磨きができないし、押さえつけてしているのはお互いに苦痛…
そこで歯磨き後にでも食べて問題なさそうなものを調べ、
「ピジョンの親子で乳歯ケアシリーズ」りんご味を購入しました。
シュガーレスでキシリトール100%のものであれば、口の中に酸を作らず虫歯にならないらしい。
食物由来のフッ素も入っていて安心。
またタブレットの形が「U字型」なので、万が一、気管に入っても塞ぎにくいのもちょっと安心。
ご褒美作戦を決行してからは、歯磨きの時間がだいぶ楽になりました。
ただこの前、タブレットを渡すのを忘れた時は大激怒していました…。笑
ただいつまでご褒美作戦を続けるかが、今後の課題であります…。
⑤歯磨きができない日もある
結局は子供の機嫌が悪かったり、自分もこれ以上頑張れなかったりした時は
「諦める」
が大事だと思います。笑
毎日諦めていてはダメだと思いますが、1日や2日くらい歯磨きしなくたって大丈夫。
と自分に言い聞かせて、今日は歯磨きできないから諦めることもあります。
頑張ったって無理な時は無理だと思うことにしています。
その時は水を飲んでもらったり、ウェットティッシュで口周りを拭くと見せかけ少し拭いたりして、気休め程度のことをしています。
【まとめ】対策とポイントを押さえて歯磨きを少し楽にしましょう!
本記事では、我が家の歯磨き事情をお伝えしながら、歯磨きの対策やポイントについて解説しました。
この記事を参考に、子供の歯磨きがなかなか上手くできなくて、悩まれているお母さん・お父さん。
ぜひ参考にして、歯磨き行なって見てください!
我が家もいろいろ試行錯誤して、2〜3週間頑張って何とか少し楽になりました。
少し楽になれば、そこからは良くなっていくばかりだと思うので
お母さん・お父さんは粘り強く、一緒に頑張っていきましょー!
また我が家の歯磨き状況については、追って報告していけたらなぁと思います。